院長ブログの記事一覧
ブラックコーヒーで虫歯予防?
投稿日:2015年12月9日
カテゴリ:院長ブログ
ブラジルにある大学の研究者が、「あるコーヒー豆には抗菌作用があり、適量ならブラックコーヒーを飲むことで虫歯を防ぐことができる」と言っています。
コーヒーに含まれるポリフェノール抗酸化物質が効果を発揮しているとみられています。
ただし、研究者らは「コーヒーの飲み過ぎは逆効果で歯に悪い」とも言っています。
着色汚れや歯のエナメル質の酸化を招くそうなので、適量が望ましいとのことです。
適量ってどれ位の量なのかはわかりませんが、ブラックコーヒーで虫歯が予防できるんですね!?
歯周病菌とインフルエンザ
投稿日:2015年12月2日
カテゴリ:院長ブログ
ある種の歯周病菌が、インフルエンザの感染を助長している可能性があるとの研究結果があります。
口の中の細菌には、タミフルなどの抗ウィルス薬の効果を弱めたり、インフルエンザウィルスの増殖を助けたりするものもあるようです。
「口のケアが悪いと、インフルエンザ感染と重症化の危険性が著しく増加する可能性がある」と、研究者は指摘しています。
口の中をしっかりケアして、虫歯や歯周病だけでなく、インフルエンザも予防していきましょう。
歯の定期検診は大切です。
投稿日:2015年11月25日
カテゴリ:院長ブログ
70歳になった時に、口の中にどれくらい歯が残っているか?
スウェーデンでは平均20本、アメリカでは平均17本残っているのに対し、日本は平均8本。
わ、わずか8本?!これでは、美味しく食事をすることが出来ないし、会話も難しくなります。
何故こんなにも残っている歯の数が違うのでしょう?
それは、欧米では当たり前のように歯の定期検診やクリーニングが習慣になっているからです。
歯の定期検診を受けている方は、スウェーデンでは90%、アメリカでは80%、日本では2%です。
末永くご自身の歯で生活するためにも、定期検診を習慣にしましょう。
虫歯を治したのに、また虫歯。歯垢を除去する術を身につけましょう。その2
投稿日:2015年11月18日
カテゴリ:院長ブログ
歯垢1gの中には、約10の11乗個の細菌が存在します。
この菌の数は、ヒトの糞便1gの約3倍の数!!!
歯の内側を舌でなめた時に、ザラザラしてたり、ヌルヌルしていたら、それは歯垢があるということ。
糞便の3倍の細菌をなめたと同じこと?!
歯磨きで、食べかすを落とすと思われている方が多いのですが、歯垢を落とさなければならないのです。
上手に歯垢が落とせるように、歯科衛生士に正しいブラッシングを教わりましょう。
虫歯をつめた、かぶせただけで終わってしまったら、必ずまた虫歯が出来てしまいます。
虫歯を治したのに、また虫歯。歯垢を除去する術を身につけましょう。その1
投稿日:2015年11月11日
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虫歯を治したのに、また虫歯になってしまう・・・
虫歯をつめた、かぶせただけで、「やっと虫歯の治療が終わって、嫌な歯医者通いから解放される」と思っていませんか?
虫歯が出来たというのは、結果であって、原因ではありません。
虫歯をつめた、かぶせたというだけでは、原因に対してアプローチが出来ていないんです。
当然、原因を叩かないと病気を治療したことにはなりません。
原因は「歯垢」が除去できていないことにあります。
その2へつづく・・・
歯医者選びって、大変。
投稿日:2015年11月4日
カテゴリ:院長ブログ
「歯医者さんが多すぎて、どこに行って良いのかわからない」と多くの患者の皆様が言います。
基本的には、近くて、早くて、うまくて、安いところ、が良いと考えていらっしゃる方が多いです。
ところが、きちんとした治療を受けようとすれば、、、
早くて、うまくて、安いところは、牛丼屋ではないので、あまり存在しないのでは?と思います。
近くで良い歯医者が見つかれば良いのですが、必ずしも良い歯医者が近くにあるとは限りません。
多少離れていても、良い歯医者であれば、通院すべきと考えます。
近くにあるというだけで、通院することは、あまりお勧めできません。
神経を取った歯は「割れやすい」のです。
投稿日:2015年10月28日
カテゴリ:院長ブログ
大きな虫歯や歯をぶつけるなどして、根っこの治療をし、神経を取った歯の事を失活歯といいます。
失活歯は、神経のある歯に比べ、歯が弱くなってしまいます。
この失活歯に詰め物を入れると、噛む際にくさびの力がかかり、歯が折れたり、割れたりすることがあります。
もし根っこの方まで割れてしまうと、歯を抜かなくてはなりません。
ですので、特に大きな噛む力がかかる奥歯の失活歯は、歯が十分に残っていたとしても、かぶせ物にした方が、結果として歯を末永く機能させることができるのです。
ホワイトニングの方法について
投稿日:2015年10月21日
カテゴリ:院長ブログ
歯のホワイトニングには、2つの方法があります。
①オフィスホワイトニング
歯科医院にて、歯にホワイトニング剤を塗布し、光照射して行う方法
②ホームホワイトニング
ホワイトニング用のマウスピースを作製し、自宅でマウスピースの中にホワイトニング剤を入れて行う 方法
2つの方法の違いについて、簡単に書きます。
オフィスホワイトニングは、濃度の高い薬剤を使用し、短時間でホワイトニングをします。色が白くなるのが早い代わりに、色の後戻りが早く起こりやすいようです。
ホームホワイトニングは、濃度が低い薬剤を使用し、時間をかけて(2週間程度)、行います。後戻りがオフィスホワイトニングに比べて、遅いのが特徴です。
「肌」の美白と同じように、「歯」も美白していきましょう。
なんで歯の治療は、何回もかかるの?
投稿日:2015年10月14日
カテゴリ:院長ブログ
患者の皆様にとって、歯の治療は時間も費用もかかり、なるべく早く治療を終わりにしたいと思っていることでしょう。
しかし、歯の治療は、いくつかの手順を踏まないと、治療の質が著しく低下してしまいます。
良い治療を受けていただくには、それらの手順を守る必要があり、結果として、治療の回数が増えてしまう事もあります。
しかし、あまりに長引いて不安な場合は、治療の見通しや回数などを、担当の歯科医師に問い合わせてみましょう。
精密なかぶせ物を作るために・・・
投稿日:2015年10月7日
カテゴリ:院長ブログ
精密なかぶせ物を作るために、こんな事をしています。
これは、歯と歯茎の境目に糸を巻き付けているところです。
「歯肉圧排」といい、歯の型取りをする前に、下準備として行うものです。
歯肉圧排をすると、歯と歯茎が分離されて、削った部分の境界が明瞭になり、精密な型取りが出来ます。
このひと手間がとても大事です。
型を取る歯の本数が多いと、歯肉圧排にも時間が掛かりますが、精密な治療を行うため、ご理解いただけましたら幸いです。
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