院長ブログの記事一覧
バイオフィルムとは?
投稿日:2016年2月18日
カテゴリ:院長ブログ
簡単に言えば細菌の膜のことです。
虫歯菌(ミュータンス菌)が歯にくっつくことから始まります。
この菌が付き始めた初期の段階では歯ブラシで取り除くことができます。
しかし、適切な歯ブラシをしないまま砂糖をとると、菌が持つ酵素が砂糖を分解して、非水溶性グルカンというものを作ります。
この非水溶性グルカンは唾液で洗い流すことができないくらい、ねばねばと歯にくっついています。
さらに、歯ブラシでもとれないためどんどんその層は厚くなり、その内部で酸を作り歯を溶かしていきます。こうして虫歯ができるのです。
バイオフィルムは歯ブラシでは取れず、歯科医院で行う徹底したケアを定期的に受けることでその再付着を予防できます。
唾液のすばらしい働き
投稿日:2016年2月10日
カテゴリ:院長ブログ
普段あたりまえのように、お話ししたり、食べたり、飲んだりしていますが、唾液があってこそなんです。そんな唾液の働きについて、書きます。
①潤滑作用ーお口をいつも潤し発音や発声、そして摂食・咀嚼・嚥下の機能を助けます。
②抗菌作用ー様々な細菌に対して抗菌作用があります。
③緩衝作用ーお口の中を中性に維持するよう働きます。
④再石灰化作用ー溶け始めた歯にミネラル成分を送り再び歯を硬い状態に戻します。
⑤浄化作用ー食べ物、飲み物を洗い流す役割。
⑥消化作用、味覚作用など
いずれの作用も、皆様の健康にとても大事な役割を果たしています。
唾液に感謝です。
「港303」
見に行ってきました!「港303」レパードを!
みなとみらいにあります「日産 グローバル本社ギャラリー」へ。
「あぶない刑事」世代にとっては、堪らない車です。
現在公開中の映画の中では、タカとユージはNISSAN GT-Rに乗っているとか?!
時代を感じますね。そのGT-Rも展示してありました。
日産グローバル本社ギャラリーでの展示イベントは、2/29(月)までの予定です。
あぶない刑事ファンは、是非この機会に見ておきましょう。
「安い」には訳がある?
投稿日:2016年1月28日
カテゴリ:院長ブログ
バスツアーだけじゃない 保育やレーシックでも起きる“格安の悲劇”
医療、美容業界でも格安商品がある。例えば、視力を回復させるレーシック手術。安全を保つための入念な精密検査や設備を要するため、大病院ならば40万~50万円かかるが、ある大手クリニックは現在7万円という激安価格をうたう。
レーシック被害対策弁護団の弁護団長を務める梶浦明裕弁護士が話す。
「安さを売りにする病院は手術を大量にこなして利益を上げる。患者は、工場のベルトコンベヤーで運ばれるように術前検査担当、手術担当というように複数の医師の処置を受けます。合併症などデメリットの説明や術前検査がずさんになり、手術に適さない患者にも施術してしまう」 その結果、鋭い痛みを伴うドライアイや、視力が合わずひどい頭痛に悩まされ日常生活に支障をきたすケースも出ているという。 ※週刊朝日 2016年2月5日号より抜粋
インプラントやセラミック治療も同様ですね。「安い」には何か訳があるかもしれません。
ラバーダムって?その2
投稿日:2016年1月20日
カテゴリ:院長ブログ
ラバーダムを行うことで、口の中から歯を隔離し、清潔な状態で治療が出来ます。
また治療の際、舌や唇、頬の粘膜があり、治療が困難になる場合がありますが、ラバーダムを行い、これらを排除することによって、治療の効率も上がります。
当院では、主に根の治療やセラミックの治療の際に使用しておりますが、全ての歯にラバーダムが行える訳ではありませんので、ご注意ください。
患者の皆様から「こんなの初めてやってもらった」と言われることが多いので、ラバーダムについて、ご説明させていただきました。
ラバーダムって?その1
投稿日:2016年1月14日
カテゴリ:院長ブログ
ラバーダムとは、ラバーダム防湿といい、歯にゴムのマスクのようなものをつけます。
下の写真は、ラバーダムを行っているところです。
口の中には唾液があり、その唾液に含まれる細菌や水分は、根の治療や虫歯の治療の妨げになります。
細菌が少なくなるよう根の治療をしているのに、唾液が根の中に入ってきたら、また細菌を閉じ込めてしまいます。
また、虫歯の治療の際、唾液などの水分があったら、材料がくっつきません。
その2へつづく・・・
あけましておめでとうございます! その2
あけましておめでとうございます。
某所にあります歯医者さん?!の看板です。
知っている方も多いですよね?
今年もよろしくお願いいたします。
12/29午後~1/4 年末年始休診のお知らせ
投稿日:2015年12月28日
カテゴリ:院長ブログ
誠に恐縮ではございますが、12/29(火)午後より1/4(月)までの期間を、年末年始休診とさせていただきます。
上記期間中、急病の方は、下記までお問い合わせください。
横浜市歯科保健医療センター
横浜市中区相生町6-107 ☎045-201-7737
保険証を忘れずにお持ちください。
歯磨き粉はどれを使えばいいの?
投稿日:2015年12月23日
カテゴリ:院長ブログ
「歯磨き粉はどれを使えばいいの?」と患者の皆様から質問があります。
「基本的には、どんな歯磨き粉でも結構です。そもそも別に使わなくても、いいですよ」と答えます。
せっかく歯磨き粉を使うなら、効果の高いものを使いたいと考えるのは当然です。
テレビCMでは、いろいろな薬効成分が入っていることをアピールしていますが、その効果を得るには、「プラーク」がしっかり除去出来ているというのが、大前提です。
歯磨き粉を使用することによって、プラークの除去効率が良くなるということはありません。
さらに、歯磨き粉特有の使用後のスッキリ感により、「磨けていないのに磨けたような気になってしまう」というのが問題です。
まずは、正しいプラークコントロールを身につけてから、歯磨き粉を使いこなしていただきたいと考えます。
大掃除の季節
投稿日:2015年12月16日
カテゴリ:院長ブログ
大掃除の季節になりました。お口の中の大掃除も大切です。
歯のクリーニングは、歯科医師や歯科衛生士によって、歯の表面の汚れや、歯と歯茎の間の汚れを機械や器具で取っていく治療です。
歯周病の改善 虫歯や歯周病の予防 歯本来の輝きを出す などがメリットとして挙げられます。
その他、歯周病と関連のある脳卒中、狭心症、心筋梗塞、糖尿病、早産、低体重児出産、肺炎などの予防にもつながります。
今年もあとわずかですが、よろしくお願い致します。
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