バイオフィルムとは?
投稿日:2016年2月18日
カテゴリ:院長ブログ
簡単に言えば細菌の膜のことです。
虫歯菌(ミュータンス菌)が歯にくっつくことから始まります。
この菌が付き始めた初期の段階では歯ブラシで取り除くことができます。
しかし、適切な歯ブラシをしないまま砂糖をとると、菌が持つ酵素が砂糖を分解して、非水溶性グルカンというものを作ります。
この非水溶性グルカンは唾液で洗い流すことができないくらい、ねばねばと歯にくっついています。
さらに、歯ブラシでもとれないためどんどんその層は厚くなり、その内部で酸を作り歯を溶かしていきます。こうして虫歯ができるのです。
バイオフィルムは歯ブラシでは取れず、歯科医院で行う徹底したケアを定期的に受けることでその再付着を予防できます。
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