親知らずは抜くべきか・・・
親知らずは何が何でも抜くと思われがちですが、まっすぐ生えていて、歯ブラシも出来ている場合は残したほうがいい場合もあります。
保険診療でも、ブリッジの柱にしたり、入れ歯のバネをかける歯として使用することが認められています。
また、神経の管の治療が適切に行えれば、どこか抜歯しなければいけなくなった部位に移植することも可能な場合があります。
但し、抜くべき親知らずも多いのは事実です。しっかり歯科医師と相談しましょう。
痛みの少ない親知らずの抜歯
炎症が起きている部位に麻酔は効きづらいです。なので、もし、親知らずが腫れて痛いときは、その日に抜歯したいお気持ちはわかりますが、しっかり、抗生物質などで腫れを引かせてから行ったほうがいいでしょう。
また、術前にレントゲンなどで方向を確認し、素早く抜くことが、術中、術後の痛みを減らすうえで重要です。
また、麻酔の針を刺す瞬間が最も痛いので、術前に表面麻酔(塗る麻酔)を当院では用いています。
親知らず抜歯とドライソケットによる痛み
親知らずを抜歯したあと、その抜いた部分には血溜まりができます。
その血溜まりが固まって抜歯部分を覆い、フタの役目をしますが、体質によってはその血溜 まりの固まりができずに抜歯部分がむき出しになってしまう方がいます。
それをドライソケットと呼び、ドライソケットになるとひどい痛みが生じます。
当院では親知らず抜歯の際、ドライソケット防止のための対策をします
たなべ歯科医院で親知らず等の抜歯を行なった際は、抜歯部分に抗生物質であるオキシテトラコーンを含ませた綿を埋め込んで「人口のフタ」を形成することでドライソケットを防止しております。この対策を行なっている歯科医院は少ないようです。
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オキシテトラコーン
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綿
藤が丘で親知らず抜歯ならたなべ歯科
藤が丘で親知らず抜歯をご検討の方はぜひ、たなべ歯科へご相談ください。そもそも抜くべきか抜かないべきかの相談から、痛くない親知らず抜歯も行えます。ぜひお気軽にご相談ください。