無痛治療のために行っていることをご紹介
「歯医者さんは痛いから行きたくない・・・」
このようなイメージをお持ちの方は多いと思います。たしかに、完全無痛ですべての治療を行うことは不可能です。
しかし、その中でも極力痛みを抑える方法はいくつかありますので、ご紹介します。
拡大鏡を使用した低浸襲な治療
拡大鏡は肉眼の数倍にまで拡大して患部を見ることができる歯科用メガネのようなものをさします。
それにより、削る部分を少なく、治療範囲を小さくすることができます(低浸襲)。
治療範囲が狭くなるということは、炎症する範囲を少なくすることができることにつながるので、痛みを最小限にすることができます。
塗る麻酔を使用する
“表面麻酔”というものをご存知でしょうか?
「麻酔」と聞くと、「注射」を思い浮かべる方が多いと思います。そして「注射=痛い・・・」という流れで恐怖心をいだかれることでしょう。
麻酔が効いたあとは痛みは感じませんが、チクっと刺す時が痛いですよね。
そこで、表面麻酔の登場です。注射を行う前にゲル上の”塗る麻酔(ジンジカインゲル)”を塗ると、その部分がマヒします。そのマヒした状態で注射をすると、まったくといっていいほど注射の感覚がなくなるのです。
また、注射の前だけでなく、歯石がたくさん着いた方の歯石取りの際にも使用する場合があります。