インフルエンザが流行の兆し。歯磨きで予防しよう!
投稿日:2014年12月10日
カテゴリ:院長ブログ
インフルエンザが全国的に、流行り始めているようです。
予防するには、うがいや手洗い、予防接種などが一般的ですが、歯磨きでも予防ができるようです。
2009年から2010年のインフルエンザ流行時に、杉並区の小学校で洗面台を増やし、歯磨き促進運動をおこなったところ、インフルエンザによる学級閉鎖は半分近くまで減少したとのことです。
インフルエンザウイルスは気道の粘膜に付着して増殖します。 粘膜にはタンパク質の覆いがあるので、通常はウイルスを簡単には付着しないようになっていますが、口腔内にある プロテアーゼという酵素はこのタンパク質を破壊し、ウイルスが侵入する糸口を作ってしまうのです。この酵素は口腔内の細菌が作り出します。酵素を発生させないように、しっかりと歯磨きすることが、インフルエンザの予防につながるということです。
■ 他の記事を読む■