歯が少ないほど、死亡率が高い!

投稿日:2016年2月24日

カテゴリ:院長ブログ

昨年12月、スウェーデン・ウプサラ大学医療科学科のグループによって、発表された内容です。

39カ国、1万5456人の心筋梗塞や狭心症の患者を対象に、残っている歯の本数を申告させ、3年以上にわたって追跡調査を行い、心筋梗塞や脳卒中の発症との関連性を検証しました。

その結果、歯が全くない人は、26~32本ある人に比べて、すべての原因による死亡リスクが1.81倍となり、心血管疾患による死亡リスクが1.85倍、脳卒中による死亡リスクが1.67倍になったとの事。

歯がない人は、歯を失っていない人に比較すると、心筋梗塞や脳卒中で亡くなる危険性が高くなるという事が、大規模な医学的調査で明らかになったのです。

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歯は削れば削るほど、抜歯に近づきます。削らないように、予防していく事が一番大事です。